2021年10月14日(木)15時〜17時(日本時間)実施 |
― 機械翻訳で変わるもの変わらないもの ―
日本語の文法研究のトピックから選んだ表現について、機械翻訳を通してそれがどのように
現れるか、また翻訳ソフトによる解釈の差異などを観察する。また日本語マニュアルの英訳と
英語のマニュアルの日本語訳を機械翻訳で行い比較し、「日英」「英日」を繰り返して変わらない
ループが起こる状態を作りだす。そしてそれを通して翻訳で誤解の生まれにくい表現について
考察する。
●セミナー目次
1.「食費を 最大限に/最小限に おさえる。」
2.「〜は」を巡って(「何を食べるの/作るの/描くの、・・・。」)「僕はハンバーガーだ。」)
3. 「〜が」を巡って(「あそこにイチゴが売っているよ。」)
4. 日本語マニュアルの英訳と英語マニュアルの日本語訳の相違点。
5. 翻訳がループ担った状態の日本語と英語。
6. 翻訳しやすい表現に向けて。
このセミナーはオンラインにてご参加いただけます。オンラインはズーム(ZOOM)というインターネット会議
システムを使いますので、自宅からでも双方向のコミュニケーションが可能です(Skypeをご存知の方は
同じようなツールとお考えください。)。PCとインターネットの環境があれば準備はとても簡単です。
参加申込の方に「ZOOM」の利用方法をやさしく解説したマニュアルをお送りしますのでご安心ください。
セミナーのお申込みはこちら ![]() |
![]() ・上智大学外国語学部ロシア語学科卒業、 |
【講師自己紹介】 江戸っ子3代目です。生まれ育ちは東京タワーのすぐ近くです。 中高は物理部で「読み取り誤差」や「硬球の衝突」の研究をしていました。理系のコースでしたが、ことばに 興味があり(中高で独・仏語を第二外国語、西語をNHKラジオ講座で自習)、大学ではロシア語学科に進み ました。 大学院は言語学科で、ロシア語の意味論をやりながら実験中心の音声学の研究室に入り浸り、10年くらい日本 各地の方言の音声調査に参加しました。これが音声とかかわるきっかけでした。 大学院終了後、非常勤講師をしながら、出版社の準社員としてロシア語や英和・英英などの辞書の編集、 和英辞典の日本語のアクセント付けなどの仕事に携わっていました。情報処理振興事業協会のコンピュータ用 日本語辞書のプロジェクトにも参加しました。 昭和63年度の日本語教育能力検定に受かって、大学で4年ほど日本語を教えていました。 現在は大学等で、ロシア語、音声学、音韻論、語彙、日本語文章表現、文学等を講義しています。平行して 日本語教師の養成の仕事もしています。 大学院卒業以降今まで(東京タワーと同い年です)正式に勤めたことはなく、元祖フリーターを名乗ろうかと 思っています。 趣味は読書とそれ伴う古書収集、音楽鑑賞とそれに伴う楽譜(特に自筆譜のファクシミリ版)の収集、 オーディオなどです。クラヴィコードを手に入れて弾き初めています。 スポーツは登山、水泳、スキーをやっていました。最近はあまりやれていませんが、ライフル射撃(空気銃) も少々たしなみます。家には猫(コーニッシュレックス)が8匹います。 ◆以前のセミナー内容をご参照ください。(*セミナータイトルをクリックしてください。) 「言語学的地域研究」セミナー 「翻訳者に役立つ『やさしい日本語』」セミナー |
●セミナー日程: 2021年10月14日(木)15時〜17時(日本時間) ●申込締切 : 2021年10月11日(月)(日本時間) ●参加形式:ZOOM(オンライン) *定員25名に達し次第締め切ります。 ●受講料は以下の表をご覧下さい。 |
一般 |
一般 :米ドル |
JTAメンバーズ 及び 学生 |
JTAメンバーズ 及び 学生 :米ドル |
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2,100円 | $24 |
1,600円 | $19 |
セミナーのお申込みはこちら ![]() |