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一般社団法人 日本翻訳協会は翻訳の世界標準を目指します。

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翻訳資格認定協会、機関 News & Events


●NATTI(オーストラリア)


◆プライマリーケアにおけるオーストラリア手話サービス利用の検討
 <2023年5月25掲載>
オーストラリア・ヘルスケア・アソシエイツ(AHA)は、オーストラリア保健省の委託を受け、
現在、プライマリーケア(病院や高齢者医療施設以外の医療施設)における手話通訳
サービスの利用について検討しています。
プライマリーケアの現場で働くすべての手話通訳者・ろう者通訳者に、
その経験を共有するよう呼びかけています。
May. 16, 2023
詳細:https://www.naati.com.au/news/review-of-auslan-service-use-in-primary-care/


◆通訳者向け認知症の評価のための無料トレーニング:MINDSETプロジェクト 
 <2023年2月21掲載>
National Ageing Research Institute(NARI)のMINDSETプロジェクトは、認知症の人と
一緒に働く通訳者や、認知機能の評価のための通訳を行う通訳者をサポートするために
開発された特別トレーニングです。
参加の申請資格は少なくても6カ月以上の実務経験があるアラビア語、広東語、ギリシャ語、
イタリア語、北京語、ベトナム語の認定通訳者となります。
Jan. 16, 2023
詳細:https://www.naati.com.au/news/mindset-dementia-interpreter-training-trial/


◆翻訳者スポットライト:ヘバ・カソーア <2023年2月21掲載>
16歳でシリアからオーストラリアへ渡り、現在NATTI認定のアラビア語の通訳者・翻訳者である
ヘバさんの自己紹介と、まったく英語が話せなかった状態から英語を学ぶことで少しずつ自信が
感じられるようになり、言語を学ぶことは新しい世界への門であると感じたことやこの仕事の
やりがいについて述べられたスポット記事です。
Dec. 9, 2022
詳細:https://www.naati.com.au/news/practitioner-spotlight-heba-kassoua/


◆翻訳者スポットライト:ペリー・ザメック <2022年9月29掲載>
メルボルンで生まれ、成人してからイスラエルに移住したペリーさんは、10歳の時にはすでに
ボランティアでヘブライ語の翻訳をこなしていたという。その後医学部を中退し、IT、歴史の教師
などの仕事を経験した後、自分の翻訳会社を立ち上げ、イスラエルに移住。この際、公共機関の
認証の必要性を感じ、NAATIの認証を取得し、NAATIのウェブサイトに自分の経営する翻訳会社
の情報を掲載した。現在では、業務以来の3/4がNAATIを通じた依頼だという。2018年には
オーストラリア大使館からの依頼でワーキングホリデーのビザ関連の大口の仕事を獲得し、
イスラエルで最も有名な翻訳会社となり現在に至る。ペリーさんの信条は、どんなに小さい仕事でも
顧客に良いサービスを提供することで、この努力の結果、口コミの顧客が増えていったと語る。
September 6, 2022
詳細:https://www.naati.com.au/practitioner-spotlight-perry-zamek/

◆翻訳者スポットライト:レベッカ・クランプ <2022年7月26掲載>
オーストラリア言語と手話を混合したオースラン(Auslan)言語と英語の通訳者のレベッカ・クランプさんは、
4歳の時にヘレン・ケラーの映画を観て通訳者になることを決意し、2001年にNAATIの公式通訳者
(オースランと英語)となって夢を叶えた。現在は聴覚障碍者数人の直属通訳者として活躍している。
手話の通訳者は通常対面で通訳することが多く、コロナ禍でZoomなどリモートでの通訳の
チャレンジを克服していきたいと語っている。
June 22, 2022
詳細:https://www.naati.com.au/practitioner-spotlight-rebecca-cramp/


●ITI(イギリス)


新人翻訳者としてクライアントを開拓する方法 <2022年9月29掲載>
マージョレン・シケットさんは、2022年ITI Awardsにおいて、フリーランス分野の新人賞
(Best newcomer - freelancing category)Special Commendationを受賞。ここでは、
マージョレンさんが新人として活用した新規ビジネス開拓戦略について紹介する。
マージョレンさんのアドバイスは、業界グループに参加してネットワークを強化すること、
翻訳会社を介さない直接の顧客を増やすこと、SNSを活用して同業者と繋がること、
しっかりとしたウエブサイトを作成することなどであるが、中でも最も大切なのは同業者
との関わりであると述べている。
Aug. 24, 2022
詳細:https://www.iti.org.uk/resource/finding-clients-as-a-new-translator.html


◆フリーランスとしての仕事の始め方 
<2022年7月26掲載>
2022年のITIアワードの受賞者であり、パンデミック中に翻訳のフリーランサーとして独立することを
決意したというAndrew Bellさんが、ITIなどの業界団体を活用したネットワーキングの方法、広報活動
としてのブログ作成、ソーシャルメディア、特にLinkedInを活用した人脈の作成から、自分の得意な
分野をアピールして仕事につなげていく方法についての体験を語っている。
June 30, 2022
詳細:https://www.iti.org.uk/resource/kickstarting-your-career-as-a-freelance-translator.html


●ATA(アメリカ)

◆未来を翻訳・通訳する:プロフェショナルの革新と成功のヒントを学ぶ <2023年3月29掲載>
ATAバーチャルカンファレンス 
2023年5月20日 11:00am - 5:30pm ETオンライン 開催予定

翻訳と通訳の世界にMTとAIをどのように組み込んでいくか、仲間と一緒に学びましょう。
言語のプロフェッショナルとして、発展を続けるMTやAIの活用方法を見出してください。
翻訳・通訳の現状と将来の展望について、第一線で活躍するプレゼンターによる発表を視聴できます。
詳細:https://www.atanet.org/ata-events/virtual-events/translating-and-interpreting-the-future/


◆英国手話言語(BSL)が英国で公用語として認められることに
<2023年2月21掲載>
昨年、英国のローズ・クーパー議員がBSLの公用語化を求める法案を議員立法として提出
しました。クロエ・スミス国務大臣は、「BSLを法的に承認することは、耳の不自由な人が
潜在能力を発揮することから除外されないようにするための重要な一歩です」と述べました。
英国政府は英国手話言語法案の可決を支持する準備ができ、英国手話は法的な公用語に
なる予定です。
Feb. 1 2023
詳細:https://www.atanet.org/industry-news/british-sign-language-to-become-recognized-language-in-the-u-k/



◆ポッドキャスト エピソード77 翻訳の専門性―校正、編集、校閲
<2022年9月29掲載>
翻訳者にとって、編集や校正といったスキルは重要であるが、これを自分の専門にするには、情熱を持って、
文法を心から楽しむことが必要である。
今回のInside Specializationは、翻訳に必要なスキル、テキストに変更を加える唯一の理由、編集、校正、
コピー編集のプロセスにおいてテクノロジーが人間に取って代わらない理由などについて、英語・フランス語
の翻訳者であるイブ・リンダムース・ボードゥさんをお迎えしての対談。”Maintaining Your Second Language“
の著者でもあるイブさんは、自分の作品を校正する際に役立つシンプルなヒントも紹介している。
September 16 2022
詳細:https://www.atanet.org/podcast/e77-inside-specialization-editing-proofreading-and-copyediting/


◆2022年6月1日、International Federation of Translators (FIT) は、ATAにベストウェブサイト賞を授与した。
<2022年7月26掲載>
この賞は、ウェブサイトの品質、プレゼンテーション、内容の点で、翻訳者、専門用語学者、および通訳者の
プロフェッショナルなイメージを最も推進する優れたウェブサイトを表彰するものである。シンプルで
役に立つ情報がわかりやすく構成されているウェブサイトは、クライアントにアピールすることができる。
June 16 2022
詳細:https://www.atanet.org/member-news/ata-wins-fits-best-website-prize/