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セミナー|一般社団法人 日本翻訳協会(JTA)は翻訳の世界標準を目指します。

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   <JTA 新セミナーラインナップ>    
    当協会では以下の5つのジャンルでセミナーを開催しています。
         

<オンラインで世界中から参加できます!>

以下のセミナーすべて、オンラインにて参加できます。オンラインはズーム(ZOOM)というインターネット会議
システムを使いますので、自宅からでも双方向のコミュニケーションが可能です。 (Skypeをご存知の方は同じ
ようなツールとお考えください。)。PCとインターネットの環境があれば準備はとても簡単です。参加申込の方に
「ZOOM」の利用方法をやさしく解説したマニュアルをお送りしますのでご安心ください。

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2024年11月のオンラインセミナー スケジュール


 「ノンフィクション・ライティングのノウハウ」セミナー 

  
― 概要篇 ― 

 翻訳を通して得られるものは何も翻訳力だけではありません。書面言語をインプットし、
別の言語へ変換してアウトプットすることを繰り返せば、読む力、書く力のほか、リサーチ
を通して、コンテンツに関連する知識も豊富になります。そこで、アフター翻訳のひとつの
可能性として、ノンフィクション・ライティングをおすすめします。
 本セミナーでは、翻訳から得ることができる知識とスキルを踏み台にして、みなさんに
第二、第三のキャリアを目指していただくため、ノンフィクション・ライティングのノウハウを
ご紹介していきます。話しを聞いているだけでは退屈でしょうから、Zoomブレイクアウトルーム
を使ってグループで意見交換をしたり、Googleドライブを使って実際に書いてもらったり
することも考えています。ぜひ、積極的なご参加を期待しております。

<セミナー目次(内容)>
1.はじめに
2.翻訳者とキャリアアップ
3.ノンフィクション・ライティングのノウハウ
4.テーマ、ターゲットを設定する
5.リバースサマライゼーションとは
6.縦に膨らませる テーマとサブテーマ
7.横に膨らませる 改行とパラグラフ
8.奥に膨らませる サンプルとストーリー
9.発表と提案
10.おわりに

このセミナーはオンラインにてご参加いただけます。オンラインはズーム(ZOOM)というインター
ネット会議システムを使いますので、自宅からでも双方向のコミュニケーションが可能です
(Skypeをご存知の方は同じようなツールとお考えください。)。PCとインターネットの環境が
あれば準備はとても簡単です。参加申込の方に「ZOOM」の利用方法をやさしく解説した
マニュアルをお送りしますのでご安心ください。


セミナーのお申込みはこちら  

*注)セミナーご受講のお申込みの際、携帯電話のメールアドレスは使用しないでください。
当協会からのセミナーのご連絡が届かない場合がございます。

●セミナー日程: 2024年11月14日(木)15時~16時30分(日本時間) 
●申込締切 :2024年 11月11日(月)(日本時間)

  ・東京国際大学教授
 ・バベル翻訳専門職大学院(USA)教授/第2専攻(金融・IR)ディーン
 ・デンバー大学コミュニケーション研究科修士課程修了、
  博士課程単位取得修了満期退学。
 ・青山学院大学文学部卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社、
  モントレー国際大学大学院、立教大学、神田外語大学などを経て、現在に至る。



 「理解するための翻訳と鑑賞するための翻訳」セミナー

  
― 戯曲の翻訳と上演用の台本作成を通じて ― 

 ロシア語の戯曲(『とても簡単な物語』)を翻訳しそれが上演された。上演に際して
できあがった翻訳をもとに読み合わせ、立ち稽古などから参加し、役者や演出家からの
疑問や意見を聞きながら翻訳を見直し、上演台本を作成していった。その課程で「原文を
理解するための翻訳」と「上演(鑑賞)するための翻訳」の違いを強く感じた。今回は戯曲
の翻訳であったが、いわゆる文学作品の翻訳においてもこのことは同様であるように
感じられる。
日本文学のロシア語への翻訳は基本的に「鑑賞するための翻訳」になっているが、それに
対する批判の多くが「原文を理解するための翻訳」の立場からなされていることによる齟齬
が多いように感じられる。これは英語への翻訳などでも同様であり、又逆に外国文学の
日本語への翻訳においても同様に思われる。
今回のセミナーでは、今回仮に「原文を理解するための翻訳」と「上演(鑑賞)するための
翻訳」と名付け翻訳の違いをまず考察の対象とし、そして外国の文学作品の翻訳が翻訳
された国で文学作品として成立する翻訳になるためにはどのような観点で翻訳することが
必要なのかについてアプローチするためのきっかけを示せたらと考えている。

<セミナー目次(内容)>
1.『とても簡単な物語』の翻訳から台本制作にかけての見直しを通じて、
  「理解するための翻訳」と「鑑賞するための翻訳」の違いについて。
2.上記の観点から文学作品の翻訳とそれに対する批判を観察した場合、
  文学作品の翻訳における「原文を理解する・原文に忠実」ということと、
  翻訳先の言語で「鑑賞できる文学作品」になることの相違点。
3.外国の文学作品の翻訳が翻訳された国で文学として成り立つ翻訳になる
  というのがどういうことでそのために翻訳(者)に必要なのはどういうことなのか
  についての手がかり。


このセミナーはオンラインにてご参加いただけます。オンラインはズーム(ZOOM)というインター
ネット会議システムを使いますので、自宅からでも双方向のコミュニケーションが可能です
(Skypeをご存知の方は同じようなツールとお考えください。)。PCとインターネットの環境が
あれば準備はとても簡単です。参加申込の方に「ZOOM」の利用方法をやさしく解説した
マニュアルをお送りしますのでご安心ください。


セミナーのお申込みはこちら  

*注)セミナーご受講のお申込みの際、携帯電話のメールアドレスは使用しないでください。
当協会からのセミナーのご連絡が届かない場合がございます。

●セミナー日程: 2024年12月6日(金)15時~17時(日本時間) 
  <途中10分ほどの休憩が入る場合がございます>
●申込締切 : 2024年12月3日(火)(日本時間)

  ・上智大学外国語学部ロシア語学科卒業、
  同大学大学院言語学研究科 博士前期課程修了 文学修士
 ・日本語教育能力検定試験 合格 
 ・東邦大学等で講師  大学院では音声学の研究室に所属し10年ほど日本
  各地で方言のフィールドワークに従事
  大学院終了語、辞書出版社で露和・和露、英和・英英などの辞書の編纂
  また情報処理振興事業協会でコンピュータ用日本語辞書のプロジェクトに
  従事。

 著書
 (共著:猪塚恵美子)『日本語の音声入門 新版』2022バベルプレス
 (共著:猪塚恵美子)『日本語音声学の仕組み』2003研究社
          (共著:井口厚夫他)『Japanese Now(英文)』1993荒竹出版
          『キクタン ロシア語 入門編』2014アルク
          (共著 原ダリア)『キクタン ロシア語 会話編』2017アルク
          (共著 原ダリア)『キクタン ロシア語 初級編』2019アルク