・ しかし、翻訳実務を取り巻く状況はさらに大きな変化の波に飲み込まれます。インターネットの普及により翻訳業が激変しました。インターネットを翻訳者は取り入れざるをえなかったこの。
このインターネットにより翻訳実務の世界には、大きな前進が見られました。まずは大幅な時間生産性の向上です。
(1)クライアントと翻訳会社、翻訳会社と翻訳者のやり取りのほとんどすべてが、インターネット、特にeメールによって行われるようになった。
(2)翻訳者の作業時間の多くを占めていた「サーチ・調べもの」がインターネット検索により大幅に短縮された。
(3)東京近郊の翻訳者中心の必要がまったくなり、日本の夜間に当たる時間には、地球の裏側に住む翻訳者に発注することが容易にできるようになった。
(4)本来翻訳者は、翻訳のみが仕事であったのですが、PCを駆使することにより編集作業などが同時に出来るようになり、製品の納期を短縮させるとともに、翻訳者の受注額の向上にもつながりました。
このような大幅な変化の中では、翻訳者の能力は、専門的な翻訳力の上にITの知識や操作能力、そして翻訳実務に伴う法の遵守や自らを翻訳者として世の中にPRする知識などが同時に問われる時代となったのです。
また、翻訳者の地位的向上のためには、その資格を国をはじめとする公的団体が認定する必要があるという認識に立ち、社団法人日本翻訳協会は、2008年12月に、第1回JTA公認翻訳専門職資格試験を実施しました。
JTA公認翻訳専門職資格試験の詳細は、こちらをご覧ください。
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